カイロプラクティックの理屈からカイロアジャスト上達までカイロのホントのところでおまかせ!!



カイロのホントのところ メールマガジン最新号

2005/07/07 -036号-

【アジャストしているところはいったいどこなの?】

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□ ※当メルマガはこんな方におすすめです。

1)柔整師・鍼灸師もしくはカイロの学生さんでより深くカイロを知りたい方

2)アジャストがうまくなりたい方

3)完全に納得したアジャストをしたい方

4)理論家でありながら技術を身につけたい方

5)アジャストを教えることができるようになりたい方

6)今の自分のアジャストに疑問をお持ちの方


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●このメルマガの読み方。

1)一応に解剖学の知識もしくは少しカイロプラクティックを知っているという方が読むと
  おもしろいと思います。

2)たまに専門用語がでてきます。できるだけ説明は入れていきますが調べれる範囲で
  皆様もご自分でお調べ下さい。
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●登場人物
  このメルマガはほとんどが会話形式で師匠と弟子の会話で弟子が
  成長していく過程を皆様に読んでいってもらいます。(あくまで予定です。)
  「師」は師匠の言葉で「弟」は弟子の言葉です。
  (そんなんわかると思いますが念のため)

弟子:カイロの学校に行き始めて半年・・・知り合いに「カイロって何?」って
    聞かれてほんとに答えに困ってしまう一学生。思い込みが激しくそれと
    思ったら一直線の性格。情に弱い。

師匠:カイロの施術院を開業して10年。いろんなカイロのセミナーに行きながらノウハウ
    を集め自分のテクニックを高め教え方を確立した弟子のカイロの学校講師。
    性格は温厚だが教えていてテンションがあがってくると誰も聞き取れない
    マシンガントークが学生を困らす。
注)最近のメルマガは会話形式になっておりません。
   師匠が単独でお話しております。
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●はじめに

こんにちゅわ!!フルヤです。

ホント私事ですが・・・、一昨日に第2子が誕生しました。
応援、おめでとうメールありがとうございました。

第2子も生まれたことですし、ますますメルマガもパワーアップ
していきたいと思っております。

よろしく御願いします。

何度もお伝えしている9月からのセミナーですが
11月までのセミナーは全てキャンセル待ちを受け付けていましたが
キャンセル待ちの受付も終了したいと思います。(ややこしいですが)


今回の9月からのセミナーでキャンセル待ちになっている方は
次回のセミナー告知のときに優先的にメールでお知らせいたします。


キャンセルがでにくいですが、キャンセルがでれば
キャンセル待ちの順番でご連絡させていただきます。

よろしく御願いします。


なお、申し込みしたのに連絡がない、もしくはセミナー受付完了ハガキが
送られていないなどありましたら下記にご連絡下さい。
↓↓↓
honto@chirobasic.com





では今回もいってみまちゅ!!(あかちゃん言葉・・ふざけすぎですね)

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【アジャストしているところはいったいどこなの?】

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前回は関節ロックの深いところまでつっこんで話しました。

今回はその関節ロックを使う前のことで、

「いったいどこをアジャストするのか?」
ということを掘り出してみたいと思います。


で、本題に入る前に・・・。

得意の(笑)その前にですが、あなたに質問です。

★【T12-L1を構成する関節はいくつでしょうか?】★




答えは
椎間板を除いては4つになりますね。
総じて椎間関節と呼ばれる上関節(2つ)、下関節(2つ)です。


さてさて・・・・あなたはこの関節のどこをアジャストしているか
意識したことはありますか?


アジャストする関節は上関節の右それとも左?

いやいや下関節の左か右か・・・・・?

関節は1つの骨でなりたたずに2つの骨で関節をなします。

この2つの骨でできあがる関節部分は1つではないです。

もしかしたらその関節の一つの部分は
動かなくなっているかもしれません。


もしかしたら
狭くなっているかもしれません。


もしかしたら
固まっているかもしれません。


もしかしたら
広がっているかもしれません。


創造力を働かせるとまだまだたくさんのいい方がでてくるでしょう。


これを簡単にシンプルにチェックできるのが
触診法(スタティック・モーションパルぺーション)なんですが


話を戻して、4つの関節を広げるか、狭めるか、動かすか。
これをアジャスト時にどう考えているかです。

まずはアジャストはフィクセーションと呼ばれる関節の可動が減少している
ところを調整します。


ということはアジャストの対象となる関節はまさしく「可動域が狭くなっている」
いい方を変えると「固くなっている」ところとなります。


で、アジャストのときによくいいますが

■1番をアジャストしました!!

■私は5番をアジャストしました!!

■僕は12番をアジャストしました!!


はい。ではいったいどこの関節をアジャストしたの?

「・・・・・・いや・・だから5番を・・・・・・」

ですから、5番と関連する関節のどこですか?

「・・・・・だから5番なんです。」

平行線ですので、このぐらいでやめておきますが
上記の方にはどこの関節をアジャストするという意識がないということです。



もちろん私を含め師匠もわかりやすく言うために
勉強会では上記のいい方をいたします。

が・・・・・。

それは詳しく何番目に関係するどこの関節を・・・ということを説明できます。


これをしっかり説明できなければ、まず間違いなくおかしなアジャストを
しています。


今までいわれてきた
「何番目をアジャストすれば○○が改善する」とか

「この椎骨を動かす」とかというような

教え方自体とシンプルに説明しすぎた代償が骨をアジャストしている
という誤解を生んでいると思っています。

(実際私も師匠に教えてもらう10年前までそうでした)

結論としては頭では何番目をアジャストという考え方よりも
どの関節を正常にする、という考え方をしておいたほうが

「アジャストはより正確で、間違いは少なくなる」

ということです。

今回のテーマは
「間違いだらけの腰椎アジャストDVD」にて詳しく説明しております。
まだ購入していない方はどうぞ!!
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http://www.chirobasic.com/DVDsyoukai.htm




今日はここまで。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃                                  
┃【今日のホントのところ 】                
┃                                  
┃■アジャストするのは何番目(椎骨)という考えは誤解生みやすい ┃
┃     
┃■関節がどのような状態になっているかを把握することがアジャストを 
┃  うまくする要素である。そして間違いをおこさせない         ┃


┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━「カイロのホントのところ」


※最近、要望が多いバックナンバーです。
 「カイロのホントのところ勉強部屋」
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──────────────────────────────────── ●アジャストコーディネーターフルヤの読書部屋!!←怪しい名前だ(笑)。

■ドラゴン桜        三田 紀房著 モーニングKC

漫画です(笑)でも・・・この漫画恐ろしく要点をついています。
成功者必携の書ですよ。

あらゆるところで人生の活路を見いだせる文言がちりばめられて
あります。あらゆる勉強にも活用できそうですね。


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●カイロベーシック・クラブの連絡帳●
 新たに会員申し込みしてくれた方、ありがとうございます!!

 会員規約と第2号のカイロベーシックレターは随時発送しています。

 もしわからないことがあればご連絡を・・・。
 honto@chirobasic.com


●ただ今、8月のカイロベーシックレターを制作中です。
 今回も写真付きのレター版ベーシックセミナーを制作しております。
 世の中のどんな徒手療法にも応用がきく触診を勉強できますように。
 
 
 
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●編集後記

最後まで読んでいただきありがとうございます。

さ~て、創作を開始いたします。

頭ではいろんなことがすでに書けているのですが

それをより鮮明に、そしてわかりやすく伝えるために

頑張ります。(これが一番気張りどころですね。)

まとまった時間がほしいです。
1ヶ月ぐらい(笑)



ではまた次号でお会いしましょう!!
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